教育改革の推進

健康管理

園医さんのワンポイントアドバイス

幼稚園の園医さんによるワンポイントアドバイスをご紹介します。幼稚園園医 宮原小児科医院 宮原道生先生です。
2016年3月 『あいうべ体操』やってみよう!
3月を迎えますが、寒暖の差が激しい気候が続いていますね。そのためか、インフルエンザの流行がダラダラと長引いております。
FBなどのSNS上では、ワクチンやインフルエンザにまつわる、医師でない方々の、極端な場合は宗教がかっているのかと思うほどの論評が溢れています。それぞれの道で究めている方々は、何の分野でも持論(自論)を展開して、それに反論する人を非難、糾弾、排除するかの様な態度を取る場合もあり、首を傾げてしまいます。
ただ、「あいうべ体操」はやってみても良いかな~?と思います。魅力的なのは、お金がかからない事です!方法や効果(インフルエンザ罹患率の減少!?)はweb上で多数、説明・解説されています。数年前から知人が啓蒙活動を行っていたので、存在は知っておりましたが、「あ」の時、顎がはずれやすい人は止めといた方が無難なこと以外は、これと言って悪影響はないので、興味がある方はお試し下さい。
効能の一つに唾液分泌の活性化がありますが、水分補給を忘れたら唾液はいくら頑張っても回復しません。適切な栄養と水分摂取、規則正しい生活・睡眠が健康管理の基本です。
 
話は逸れてしまいますが、最近話題の野球のK原(元)選手は同い年です。何万人も見ている前で、プレーをする。打てなかったら、くそみそに叩かれる。一般の仕事をしている人間には想像できないほどのプレッシャーがあった事と思います。
薬物に手を出す入り口がタバコと言われています。大人が吸っているのを見ると、子どもたちは、いずれ自分たちも吸って良いのだ、と考えると言われています。タバコ→覚醒剤のルートを作らない様、自分の子、他人の子に関係なく、子どもの前での喫煙は控えて頂きたい。

 首都圏をはじめとする都市部では、学校にクレームをつける親御さんが一時期多かったようですが、宗像市は地元の人の昔からのつながりが素晴らしく、学校の先生と保護者との協力・協調が比較的スムーズにできている様に感じます。ヤジ専門の野球観戦の様に、一方的に文句を言うのではなく、「自分もコミュニティーを形成する一員であり、子どもの躾をする軸となるのは親なのだ」という自覚を持った人が多く、自分の子どもたちが小学生だった頃、大変勉強になりました。

年長のみなさん、卒園おめでとうございます。
運動会、おゆうぎ会など、お友達や先生と一緒に頑張って、楽しい思い出がいっぱいできたのではないでしょうか?小学校での、皆さんの活躍、楽しみにしています。
赤間小学校に進学される方、また、小学校でお会いしましょう。

<園医>宮原小児科医院 宮原道生先生
バックナンバー