明けましておめでとうございます。ならびに、創立40周年おめでとうございます。10年ほど前に次男(現在中学3年生)がお世話になりました。懐かしんでおりましたら、高校の同級生が「おれ、第1期生なんだよな～。最初は自由ヶ丘公民館借りて始まったんだよね～。」と懐かしそうに40年前を振り返っておりました。
さて、楽しいお正月を過ごされましたか？昨夏の猛暑がウソの様に冷え込みが厳しく、そのためか徐々にインフルエンザの患者さんが増えてきているようです。十分な休養と睡眠、バランスのとれた食事を基本に、うがい、手洗い、マスク、温度・湿度管理に配慮頂ければありがたく思います。
最近、尾木ママさんが「インフルエンザの治療って～」というCMに出演されておられます。確かに点滴の抗インフルエンザ薬はございます。ですが、内服や吸入に比べて特別効果が素晴らしいという訳ではございません。どうしても内服ができない方、たとえば嘔吐し続けている方や、インフルエンザで発熱してすぐけいれんを起こし、熱性けいれんなのかインフルエンザ脳症なのかの判断が難しい場合に使う物と考えて頂いた方がよろしいかと存じます。（流行するインフルエンザウイルスの種類によって、抗インフルエンザ薬の効果が異なる場合もあります）
水痘(＝みずぼうそう)のことで少々お願いがございます。時々、水痘が疑わしいと自覚しておられながら、普通に待合室で他の患者さんと一緒にお待ちになっている方がおられます。みずぼうそうはとっても感染力が強い、つまり空気感染する病気です。水痘かな？と思われたら、受付で「水痘かも？」と一言おっしゃって下さると助かります。お待ち頂く場所を別にご用意致します。よろしくお願い致します。
　本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

＜園医＞宮原小児科医院　宮原道生先生