教育改革の推進

健康管理

園医さんのワンポイントアドバイス

幼稚園の園医さんによるワンポイントアドバイスをご紹介します。幼稚園園医 宮原小児科医院 宮原道生先生です。
4月 園医さんのつぶやき  「予防接種取り扱い変更について」
園医のつぶやき その11

新入園児のみなさん、入園おめでとうございます。この日を楽しみにして来られたことと存じます。これから色々なことがあると思いますが、ゆっくり幼稚園に慣れていかれることを願っております。
福岡県での、インフルエンザの流行は落ち着いてきました。感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症とも言います)は、まだまだ気を付けなければいけない様です。手洗い、うがいなどの練習をがんばってみましょう。
それから、この4月から予防接種の取り扱いが変わりました。ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンが任意接種から定期接種になりました(ヒトパピローマウイルス〈HPV〉ワクチンも同様ですが、対象は小学校6年生から高校1年生の女性です)。生後2か月から接種開始できますが、まだ一度も打っておられない方、5歳未満(5歳の誕生日の前日)まで無料接種できますので、かかりつけ医にご相談下さい。
みずぼうそうワクチン、おたふくかぜワクチンは任意接種のままですが、5歳未満まで、宗像市在住の方でしたら半額補助が出ます。補助の出ない市町村もまだありますので、恵まれている方だと思います。両ワクチンの能力は、MR(麻しん風しん)ワクチンに比べると若干劣り、ワクチン接種しても病気にかかる方はおられますが、軽症化は間違いなく期待できます。みずぼうそうは空気感染する感染力のとても強いウイルスで、隔離が必要です。平均1週間くらいの欠席日数になることが多いです。子供の頃にかからずに大人になって罹患した場合は・・・(欠勤1週間だけでなく、見た目も?)悲惨ですorz。どうかご検討ください。
余談ですが、BCGの接種期間も変更となり、1歳未満まで接種可能になりました。推奨接種期間は5か月から8か月です。
それでは、今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
<園医>宮原小児科医院 宮原道生先生
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