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健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第33回 『 七草がゆ  -春の七草- 』
明けましておめでとうございます

今年は例年とは少し違うお正月だったかもしれませんが、
どうお過ごしでしたでしょうか。
1月7日には、七草がゆを食べる習慣がありますね。
七草がゆに入っている「春の七草」のそれぞれの特徴をご紹介します。

セリ…「競り勝つ」という意味がかけられてあり、受験などにぴったり
の植物です。
ナズナ…「なでて汚れを取り除く」という意味があり、解熱や利尿作用の
効能があります。
ゴギョウ…人形のことで、「仏のからだ」を表し、縁起物とされています。
ハコベラ…「繁栄がはびこる」ことから縁起物とされており、
腹痛や歯槽膿漏の薬として使用されてきた植物です。
ホトケノザ…仏様が座っている座のように葉がつくので呼ばれる名前で、
胃を健康にし、整腸作用があるとされています。
スズナ…かぶのことで、消化を促進し、便秘解消の作用もあります。
スズシロ…大根のことで、「汚れなき清白」を意味し、風邪予防に
最適です。

七草がゆを食べることで、季節も感じられますし、健康祈願もできます。
春の七草には胃をいたわる作用があるとされています。行事食を学びながら、お正月のごちそうで疲れた胃を休ませてみてはいかがでしょうか。
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