教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第6回「キャベツを食べよう!」
キャベツはいろいろな種類があり、旬もさまざまです。冬キャベツは1~3月、春キャベツは3~5月、夏キャベツは7~8月頃旬を迎えますので、ほぼ通年食べることができます。
今の時期に多いのは少し平らな形をした「寒玉」と言われる品種で、春キャベツに比べると硬いですが、加熱すると甘くおいしくなるのが特徴です。
キャベツの栄養としては、ビタミンC、ビタミンKが豊富です。
ビタミンKはけがをしたときの血液の凝固作用や、骨の形成を促す効果があり、骨粗しょう症予防に欠かせません。
また、キャベジンとも言われるビタミンUも豊富で、胃の粘膜を再生・強化してくれる作用があります。
トンカツにはキャベツの千切りが良く合いますね。この組み合わせでしっかりキャベツを食べることで、トンカツの脂っぽさで胸やけを起こすことも少なくなります。
胃が弱っているときには積極的にキャベツを食べるようにすると胃が楽に感じます。
ごちそうを食べる機会が多いこの季節、胃もたれしたなと思ったときは生の千切りキャベツをよくかんで食べてみてください。
抗ストレスホルモンの合成に必要なビタミンCもとれて一石二鳥ですよ。
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