教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第6回『収穫の秋』
収穫の秋になりましたね
日本では、昔からたんぼを耕して、いねを育ててきました。
稲作は自然の力にその実りが大きく左右されますから、祖先の霊を田んぼの神様として信仰するようになったのは、自然の流れといえます。
たんぼ,いねにまつわる伝統行事やお祭りは、今も各地で沢山伝えられています。いねから作られる「ごはん」は、日本の古くからの食文化」なんですね。
私たちが住んでいる宗像市では、主に食用としてヒノヒカリ、夢つくし、元気つくし、が生産されています。
給食で使用しているお米は、宗像産のヒノヒカリを使用しています。
その他にも宗像市では、もち米や酒米などを生産しています。
ごはんとみそ汁は日本食の定番です。
体にとって大切なエネルギー源のご飯ですが「リジン」という栄養素が不足しています。このリジンも体にとって必要不可欠な栄養素ですが、味噌の原料である大豆のタンパク質で補うことができます。
ごはんにみそ汁は味だけでなく、栄養的な面でも最高の組み合わせです。
風邪予防にバランスのよい食事を
風邪の原因は、寒さや冷えではなく、鼻やのどからウイルスがはいることからおこることがほとんどです。
ウイルスに対する抵抗力・免疫力を高めるビタミン・ミネラルを十分にとりバランスの良い食事を心がけることが大切です。
ビタミンA・・・・のどや鼻などの粘膜を保護します!!
ほうれん草,人参、南瓜、などの緑黄色野菜、卵、牛乳、チーズなどに含まれています。
ビタミンC・・・・ウイルスに対する免疫力を高めます!!
イチゴ、柿、ミカン、などの柑橘類などの果物、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいも、などのイモ類に含まれています。
体の芯から温まる食事にしましょう。
大根、カブ、ネギ・などの冬野菜は体を温めます。
たんぱく質やビタミン類などをバランスよくとりましょう。
食事も大切ですが、手洗い・うがいの徹底をすることが重要です。
その他には、部屋の換気をこまめに湿度に気を配りましょう。
そして、睡眠を十分にとりましょう。    
                            栄養士 天野
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