教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

「熱中症・夏バテに注意しましょう! 」
毎日暑い日が続いていますが、食事はきちんと食べられているでしょうか?
食欲がなくなるとどうしても、冷たい麺類、サラダなどあっさりしたものしか食べられなくなるという方もいるでしょう。しかし、暑い時には自分でも気づかないほど多くの汗をかき、体力やエネルギーを消費しているものです。
暑さに負けない体を作るには、白ご飯やパンなどの炭水化物でエネルギーの源となる栄養素を積極的に摂るようにしましょう。
疲労回復効果や食欲増進の効果を持つクエン酸も大切です。
クエン酸とは酢、柑橘類に含まれる酸味成分の一種で、食べ物をエネルギーに変えるために欠かせない成分です。カルシウムの吸収率を上げる効果も持っています。牛乳などのカルシウムの豊富な食品と一緒にとることもおすすめです。クエン酸の酸味により唾液や胃液の分泌を促進することで、食欲の増進にもつながります。
クエン酸が多く含まれる食品は、レモン、グレープフルーツ、梅干しなどです。いつもの料理にレモン果汁をプラスしたり、さっぱり食べられるよう梅肉を入れてアレンジをしてみてはいかがでしょうか。
エネルギーや栄養が不足した状態が続くと夏バテだけでなく熱中症にもなりやすくなります。直接飲むお茶や水からの水分だけでなく、食事から摂取する水分もとても大事です。アイスやジュースなどの冷たい物ばかりでなく、朝昼夕の3食の食事を規則正しくしっかりと食べて暑い夏を元気に乗り切りましょう。
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