教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第38回 「食中毒の季節。お弁当作りのポイントについて」
食中毒の季節です!

梅雨から夏にかけて注意しなければならない食中毒。幼稚園の給食でも衛生管理・食品管理には十分注意をしていますが、ご家庭でも手洗い・食品衛生など徹底をお願いします。
園では、弁当日があります。これからの時期、食材が傷みやすい季節です。弁当作り、十分に注意をされてください。
いくつかポイントを紹介します。

・熱いご飯やおかずは、しっかり冷ましてから弁当箱に詰め、生もの・水分の多いものは避けましょう。
・おにぎりを作ったりおかずを詰める時は、ラップや手袋を使い、素手で触らないようにしましょう。
・前日の夕食のおかずを使う場合は、先に清潔な容器に取り、お弁当に詰める時はしっかり再加熱をして、冷ましてから入れましょう。
・ハム、かまぼこなど「要冷蔵」の食品は、そのまま食べられるものでも、一度加熱して冷ましてから入れるようにしましょう。
・生野菜や果物は避けましょう。
自然解凍で食べられる市販の冷凍食品は、保冷剤代わりにもなってオススメです。

幼稚園では、持参した弁当をなるべく涼しい所に置いていますが、どうしても作ってから食べるまでに数時間経過します。保冷剤を付け、少しでも温度が上がらないように気をつけることが大切です
また、弁当箱の衛生管理も重要です。弁当箱・食器・調理器具は、しっかり洗い、最後に
熱湯をかけて消毒しましょう。今は、パッキンや取り外し出来る弁当箱も増えました。分解して隅々まで洗うことをオススメします。消毒後は清潔なもので拭きあげたり、風通しの良い場所でよく乾かします。    
弁当作りは、普段の調理よりさらに気を配った調理の心掛けと、少しの工夫です。ご協力をお願いします。
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