教育改革の推進

健康管理

栄養士さんのワンポイントアドバイス

第21回 『明けましておめでとうございます』
冬休みはいかがでしたか?お正月にはおせちやお雑煮を食べましたか?
おせちには、いろいろな意味が込められていますが、ご存知でしょうか。

黒豆:まめに働き、まめに暮らして無病息災。
栗きんとん:金銀財宝という金運、商売繁盛。
田作り:五穀豊穣。
数の子:子宝に恵まれるようにとの願いから子孫繁栄。
たたきごぼう:まっすぐ伸びるごぼうの性質から長寿、家業継続。

一例ですが、おせちには1年のあらゆる出来事がうまくいくようにとの願いが込められているのです。
お雑煮に入れる餅には神様にお供えした鏡餅を使い、神様の力をもらうためのものという説もあるそうです。

核家族化が進む現代であるからなおのこと、家族だけではなく、親族一同が集まることの多いお正月は、食を通じて風習やマナーを学ぶ、貴重な食育の場としても注目されています。普段とは違った雰囲気の中で、自然と会話も弾むため、コミュニケーションを通じて子どもたちが多くのことを学ぶきっかけになっているといいですね。
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